「時忘れじの塔」とは、東京大空襲や関東大震災での犠牲者を悼む母子像
故林家三平の夫人であるエッセイスト海老名香葉子さんが建立。
海老名さんは国民学校5年生のとき、大空襲で両親や兄弟など家族6人を失いました。
この塔は、亡くなった母、8歳下の弟がモチーフになっています。
関東大震災・東京大空襲・東京にも、現在から想像もできない悲しい歴史
があります。今、緑美しい上野の山を行き交人々に、そのような出来事を
思い起こしてもらうとともに、平和な時代に時をつなげる心の目印として、
この時計を寄贈しました。海老名香葉子・建立有志一同