ツチブタの赤ちゃんが生まれました

ツチブタの赤ちゃんが生まれました。現在順調に育っており、このたび、その赤ちゃんを公開します。

【ツチブタ】
公開日 平成23年9月1日(木)
※ 動物の体調・天候によっては公開できない場合があります。
公開場所 西園 ツチブタ舎(小獣館となり タテガミオオカミの並び)
※当面は、赤ちゃんは母親と一緒に室内展示場での公開となります。
公開する赤ちゃん 【誕生日】
平成23年7月29日(金)

【性別・頭数】
不明 1頭
※名前は、未定です。性別が確認出来次第、飼育担当者が命名します。

【両親】
母親 :ヨシコ
野生由来(タンザニア)
2000年11月20日 来園
父親 :アルディ
野生由来(タンザニア)
2008年8月29日 来園

上野動物園での飼育状況 3頭(オス1 メス1 不明1) ※今回生まれた赤ちゃんを含みます。
参考 【分類】管歯目 ツチブタ科
【分布】アフリカのサハラ砂漠以南の草原でシロアリの住むところ
【生態】単独生活をする。臆病な性格で夜間に行動するので生態等は分からない点が多い。視力は悪いが臭覚は非常に発達している。日中は穴の中で寝ていて、夜間に10キロ以上も餌を求めて行動する。10メートルに及ぶ穴をほり、穴から出るときは頭から出る。
わずか20分程度で5メートルのトンネルを掘ることができる。夏には、豊富なアリを食べるが、アリがないときにはシロアリ(アリとは別の仲間)を、その巣や塚を強力な爪で破壊して食べる。
食べる時は、奥歯で噛んだり、アリの種類によってはそのまま飲み込んで筋肉質の胃ですりつぶす。天敵はハイエナ、ヒョウなどである。新生児は体重1.7キロで生後2~3週間は母親が付き添うといわれている。生後半年ほどで単独で穴を掘るようになる。寿命は約10年。

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