上野公園には数々の「謎の構造物」があります。何の目的で造られたかが、よくわからない構造物です。(わかってないのは私ダケなのでしょうが・・)JR上野駅公園口から東京文化会館を左手にして動物園方面に歩いていくと左手に公衆トイレが見えてきます。そのすぐ横にコンクリートにタイルの張ってあり、直径大体5m位、高さ大体50cm位でカンカン帽子みたいな形の構造物があります。これもその一つです。ジモジー達はこれを上野の「ミステリー・サークル」と呼んでいます。
多くの方がベンチだと思って座っているようですが、ベンチにしては中途半端な高さです。元々は何かの銅像の台座にもみえますが上部にマンホールがあるので違うとおもいます。この上部のマンホールというのが何かのヒントなのでしょうが・・・
そこで暇道(ひまどう)を極めようと修行している私としては、先週末、散歩のついでに、わざわざ公園管理事務所までいって「すいません、あれは何でしょうか?」っとお尋ねしたところ、チョッとした騒ぎになりわざわざ係りの方が一緒に現場まで来てくださって「ふむぅ・・?」って事になり。
とってもご丁寧に「申し訳ないですが、ハッキリとは何なのか解りません。都のほうにしらべてお知らせします」って大袈裟なことになってしまいました。
数時間後にわざわざ公園管理事務所の所長さんからお電話をいただきました。お話の内容は「図面によるとあそこに井戸があるようなのですが、何の為にわざわざあんなような構造なっているのか、現在はっきりしません。さらに調べて解り次第おしらせします」というものでした。
暇道(ひまどう)修行中の私としては「おお、公園管理事務所もわからない物を発見した!」と全く意味なく喜んでしまいました。
こんど、お友達と上野公園に遊びにいらっしゃった時、文化会館横公衆トイレのそばの、丸い構造物を見たら「ミステリー・サークルってジモジーに言われていて・・云々」ってウンチクをいうと、お友達も「へぇぇ・・」て感心してくださる(かも)しれませんよ。