昨日は来年2009年1月20日(火)~3月1日(日)東京国立博物館、3月24日(火)~5月10日(日)京都国立博物館で開催される「特別展 妙心寺」の記者発表が行われました。

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今回の展示は妙心寺開山無相大師650年遠諱を記念し、関山慧玄やその師宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)をはじめとする名僧たちの墨蹟(ぼくせき)や頂相(ちんそう)、妙心寺を支援した細川家など諸大名に関する作品、中世以来妙心寺に伝わる唐物・唐絵、室町時代から江戸時代にいたる多様かつ華麗な屏風や襖絵、近世の高僧の活動を伝える墨蹟や禅画など、妙心寺の禅文化を彩る貴重な文化財の中でも妙心寺本山ならびに塔頭(たっちゅう)の所蔵品(国宝4件、重要文化財およそ40件)を中心に展示する。

京都国立博物館では過去3回妙心寺展を開催しており前回の展示(時代別けや部門別けされた展示)とはちがう歴史の中で花開いた壮大な視点をもって作品が選ばれたという。

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今回の展示会に協力する妙心寺派宗務総長の細川氏は「混迷する世の中でわたしたちに何ができるかを考えました。開山無相大師の禅の心を知ってもらいたい」と語った。

また、京都国立博物館学芸部研究員の羽田氏は「妙心寺は各時代を代表する作品が残る日本美術の宝庫、妙心寺へ出向き1から作り上げた展示会に仕上げた」という。

日本文化の奥深さを荘厳な空間の中で是非感じていただきたい。
そしてガイドネットではこちらの特別展の特集ページを作成予定。こちらもよろしくお願いします。

開館時間は9時30分~17時(入館は午後4時30分まで)。
入館料は、【一般】1,500円、【大学生】1,200円、【高校生】900円。月曜休館。

特別展 妙心寺 ホームページ