本日は明日6/26(土)から国立西洋美術館で開催される、カポディモンテ美術館展へ行ってきました。こちらの展覧会は、イタリアの美術館の中でも、ウフィツィ美術館、ボルゲーゼ美術館と並ぶ特別な美術館のひとつとして、貴重な美術コレクションが収蔵されています。
建物も18~19世紀にかけて君主が住んだ王宮でもあり、王宮エリアには高価な調度品が備え付けられており、王宮エリアを過ぎると美術ギャラリーへとつづきます。
今回の展覧会は、ルネサンスからバロックまでのイタリア美術を紹介。ファルネーゼ家が収集したルネサンスおよびバロック美術の作品とブルボン家が収集した作品を厳選し展示します。
君主たちの審美眼やイタリアの歴史を語る上で重要な作品の数々をご覧ください。
高級娼婦や花嫁などさまざまな説があるが、実際は誰なのかは謎。わずかな上半身の動きによってルネサンスの静的な理想から抜けだしている。イタリア美術屈指の女性肖像画。
名品中の名品。
パルミジャーノ<貴婦人の肖像(アンテア)>(部分)油彩/カンヴァス カポディモンテ美術館
世界遺産を多数保有し、多くの観光客を世界中から集める芸術の街からやってきたカポディモンテ美術館の作品群。多くのひとの心を魅了する展覧会になりそうです。
カポディモンテ美術館展の特集はコチラ
【会場】国立西洋美術館
【会期】2010年6月26日(土)~2010年9月26日(日)
【時間】午前9時30分~午後5時30分、金曜日は午後8時(入館は閉館の30分前まで)
【観覧料】一般:1,500円、大学生:1,200円、高校生:700円
【問い合わせ】03-5777-8600