矢先稲荷神社:東京都台東区松が谷2-14-1
御祭神:倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
浅草七福神 福禄寿をお祀りしています。
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寛永19(1642)年11月23日、時の三代将軍徳川家光公が国家の安泰と市民の
安全祈願ならびに武道の練成のために、江戸浅草のこの地に三十三間堂を建立
しました。
三十三間堂では弓の射技練成のために通し矢が行われ通し矢に勝てば堂に
掲額でるので武士としての名誉となることから流行したようです。
京都の三十三間堂にならって建立されたこの堂の守護神として稲荷大明神を勧請し、
その場所がちょうど的の先にあたっていたので矢先稲荷神社と名づけられました。
堂はその後、元禄11年(1698年)に焼失したが神社だけは関東大震災、東京大空襲
など幾多の困難を乗り越え現在に至る。
神社でのお参りは、二拝二拍手一拝
まず二拝をし、そして神拝詩を唱え上奏(じょうそう:意見・事情等)を申し上げます。
神拝詩
祓い給い(はらいたまい)
清え給え(きよえたまえ)
神ながら(かむながら)
守り給い(まもりたまい)
幸え給え(さきわきたまえ)
次に、二拍手(二拍手)
最後にもう一度拝をします
二拝二拍手一拝(一拝)
また、初めて行く神社では、住所と名前も言うそうです。