だるだるになりそうな暑さが続く中、
メトロポリタン美術館が世界に誇るエジプト・コレクションついに来日!
7月19日から東京都美術館で開催中のメトロポリタン美術館 古代エジプト展「女王と女神」。
先週行われた内覧会の様子をご案内いたします。
エジプト・コレクションの中でも、女性をテーマにした選りすぐりの約200点が展示されています。
特に注目されていたのは、ハトシェプスト女王と王妃ネフェルティティ。
権力を握り美しく力強く生きた女性、個性豊かな女神たちに出会える魅惑の展覧会です。
ハトシェプスト女王とは、古代エジプト史において数々の功績を残し、
国に繁栄と平和をもたらした女王です。
エジプトと言えばクレオパトラ!ぐらいの知識しかなかった私ですが、
ハトシェプスト女王の生き方には知れば知るほど惹かれていく魅力がありました。
(ハトシェプストは、クレオパトラよりも昔に活躍された女王です。)
また、ハトホルやセクメト、イシスなど、
人々から篤い信仰を集めた女神たちの像やレリーフ、壺などもあります。
それぞれの女神たちの特長や役割なども知ることが出来ます。
そしてこちらが、メトロポリタン美術館エジプト・コレクションを代表する棺。
アメン・ラー神の歌い手ヘネトタウィの人型内棺とミイラ板。
隙間なく細かく綺麗な模様が描かれていました。とっても綺麗で圧倒されました。
その他には、カノポス容器やコホル入れ、お守りや魔除けグッズなどもありますよ~。
こちらは、シトラムという宗教的な楽器です。
この展示物の前に立つと、音が聞こえてきますので、是非耳をすませてみてくださいね。
王族の装身具や化粧道具もありますので、かなりの見応えありですよ!
私が一番じっくり見たのは、ハトシェプスト女王葬祭殿の模型です。
もうホントにすっごいです。(≧∀≦)
写真右中央が入口です。
ちょっとしゃがんで入口から葬祭殿全体を見ると迫力増しますよ~(笑)
人(像)いっぱい装飾なれてます。天井部分からもじーっくり観察しました。
夏休みの課題研究の題材にもぴったりな展覧会です。
じっくり丹念に細かく見られたい方は2時間びっちり必要です。
事前に古代エジプトの年表などを調べて行かれると、さらに興味深く観られると思います。
お出かけには、日傘や帽子をお忘れなくです。
メトロポリタン美術館 古代エジプト展「女王と女神」の詳細は、こちらです。
特設ショップのストラップがおしゃれでした。
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