6月に入りました。
本日の上野公園は梅雨を思わせるジメジメとした天気になり、傘の出番もありました。

公園内にはアジサイの花も咲き始めており、梅雨の訪れを感じました。
雨が降っても屋内の美術館や博物館なら空調の効いた室内で快適に過ごせますので、芸術鑑賞にはピッタリかもしれません・・・。

 

 

さて、本日ピックアップするのは東京国立博物館で開催されている特別展『茶の湯』がいよいよ今週末の6月4日(日)で終了します。
入場者数20万人を超す人が鑑賞した展覧会でこれだけの国宝や重要文化財が多数出品された展覧会はしばらくないという事なので、ご興味のある方はお早めにどうぞ。

 

それでは、本日の美術館・博物館情報等をレポートします。


▲本日の各施設のイベント情報


東京国立博物館

 

特別展「茶の湯」
室町時代から近代まで、「茶の湯」の美術の変遷を大規模に展観し、各時代を象徴する名品を通じて、それらに寄り添った人々の心の軌跡、そして次代に伝えるべき日本の美の粋をご覧ください。

会期 2017年4月11日(火) ~6月4日(日)
会場 東京国立博物館 平成館
時間 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
観覧料 一般1600円(1400円/1300円)、大学生1200円(1000円/900円)、高校生900円(700円/600円)
中学生以下無料


親と子のギャラリー びょうぶとあそぶ 高精細複製によるあたらしい日本美術体験
夏休みは、日本美術を代表する名作で遊んでみませんか。
複製画を利用して、映像空間とともにケースなしで作品世界に向き合え、絵師が屏風に描いた世界をより能動的に五感で楽しめます。

さて、『親と子のギャラリー』展のご招待チケットを5組10名様にプレゼントいたします。
詳細・招待券の応募はこちらより

会期 2017年7月4日(火)~2017年9月3日(日)
会場 東京国立博物館 本館特別4室・5室
時間 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
観覧料 一般620円(520円)、大学生410円(310円)


トーハクでバードウォッチング―キジやクジャク、鳳凰が勢ぞろい―
今年の干支は酉ということで日本の国鳥「キジ」に注目し、キジとキジ科の鳥をテーマに作品を集めました。

会期 2017年4月25日(火)~ 2017年6月4日(日)
会場 平成館 企画展示室


★各種催し物情報★


(C)2004-2015 Tokyo National Museum.


国立西洋美術館

アルチンボルド展【予告】

果物や野菜、魚や書物といったモティーフを思いがけないかたちで組み合わせた、寓意的な肖像画の数々。奇想と知、驚異と論理とが分かちがたく交錯するそれらの絵画は、暗号のようにして豊かな絵解きを誘います。
世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩約10点のほか、素描などおよそ100点により、この画家のイメージ世界の生成の秘密に迫ります。

会期 2017年6月20日(火)~2017年9月24日(日)
休館日 月曜日(ただし、7月17日、8月14日、9月18日は開館)、7月18日(火)
開館時間 午前9時30分~午後5時30分
毎週金・土曜日:午前9時30分~午後8時
※入館は閉館の30分前まで
観覧料 当日:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円


アルチンボルド展講演会

日時 2017年6月20日(火)14:00~15:30 ※同時通訳付き
シルヴィア・フェリーノ=パグデン(本展監修者、美術史家、元ウィーン美術史美術館絵画部長)
「アルチンボルド―自然模倣と空想のはざま」

2017年7月1日(土)14:00~15:30
水野千依(青山学院大学教授)
「アルチンボルドと北イタリアの美術」

2017年7月29日(土)14:00~15:30
桑木野幸司(大阪大学准教授)
「驚異の時代の驚異の芸術:マニエリスム芸術と自然描写の世界」

2017年8月26日(土)14:00~15:30
田辺幹之助(東京藝術大学教授)
「ハプスブルク家とアルチンボルド」

会場 国立西洋美術館講堂
定員 各回先着130名(聴講無料。ただし聴講券と本展の観覧券(半券可)が必要です。)
当日12:00より、館内インフォメーションにて、本展の観覧券をお持ちの方お一人につき一枚聴講券を配付します。


美術トーク

ボランティアスタッフによるギャラリートークです。常設展示室の作品5~7点を、初めて来館する方も気軽に楽しめるよう一緒に鑑賞していきます。

日時 第1・第3・第5土曜日
および毎週日曜日(開館時)
13:00~(約50分)
料金 無料。常設観覧券が必要です。
参加方法 当日、直接集合場所にお集まりください。
(本館常設展示室19世紀ホール内)


建築ツアー

フランスの建築家、ル・コルビュジエによって設計された本館や前庭を、建築に詳しくない方も楽しめるよう、スタッフが一緒に歩きながら案内します。

日時 第2・第4水曜・日曜日(開館時)
定員 各回20名(先着順)
料金 無料。常設観覧券が必要です。
参加方法 事前の申し込みが必要です。
事前申込フォーム


(C)2014 独立行政法人国立美術館国立西洋美術館.


上野の森美術館

絵本原画展 ― いもとようこの世界
134タイトル作品を6つのコーナーで構成し、オリジナル原画314点でいもとようこの画業の全貌を明らかにします。

会期 5月19日 (金) ~ 6月11日 (日)
開館時間 10:00~17:00
観覧料 入場料:一般・大学・高校生1,000(800)円、中小生600(400)円、未就学児無料


高田啓介 油彩展
油彩画。

会期 6月8日 (木) ~ 6月14日 (水)
開館時間 10:00~17:00
観覧料 入場無料


(C)The Ueno Royal Museum.


東京都美術館


ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展
ブリューゲル1世作、《バベルの塔》の驚異の写実を実見できます。一説には画面上に描かれた人々の数は1,400人と言われています。細密なだけでなく、圧倒的なボリュームと迫真性を備えた世紀の傑作をご覧ください。

会期 2017年4月18日(火)~7月2日(日)
休室日 月曜日
※ただし、5月1日(月)は開室
開室時間 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
観覧料 当日券 | 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円


第6回 都美セレクション グループ展
従来の発想にとらわれない新しい表現を追及する現代作家のグループ展です。絵画、彫刻、映像、写真、インスタレーションとジャンルも多様な6グループの展覧会。

会期 2017年6月9日(金)~7月6日(木)
休室日 6月19日(月)~24日(土)、7月3日(月)
開室時間 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
観覧料 無料


第105回 日本水彩展

会期 平成29年6月7日(水)~6月13日(火)
展示室 ロビー階 第1展示室
ロビー階 第2展示室
ロビー階 第3展示室
ロビー階 第4展示室
1階 第1展示室
1階 第2展示室
展示内容 水彩画
観覧料 一般・大学生700円
高校生以下・障害者手帳をお持ちの方と付添(1名)無料
※「バベルの塔」展チケット持参の方は300円引き


第41回 大翔展

会期 平成29年6月6日(火)~6月13日(火)
展示室 1階 第3展示室
展示内容 油彩画、水彩画、日本画、水墨画 ほか
観覧料 無料


第42回 全国公募写真展「視点」

会期 平成29年6月7日(水)~6月13日(火)
展示室 1階 第4展示室
展示内容 写真
観覧料 一般500円、大学生300円
高校生以下・障害者手帳をお持ちの方と付添(2名)無料


第71回 職美展

会期 平成29年6月7日(水)~6月13日(火)
展示室 2階 第1展示室
2階 第2展示室
展示内容 油彩画、水彩画、パステル画、アクリル画、工芸、水墨画、日本画、版画、彫塑・立体 ほか
観覧料 一般500円、大学生200円
高校生以下・障害者手帳をお持ちの方と付添(2名)無料
※職美展チラシ持参の方は400円


★イベント情報★


「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル『バベルの塔』展」イブニング・レクチャー

本展担当の学芸員が、展覧会の見どころを解説します。
【日時】2017年6月2日(金) 18:30~19:00
【会場】東京都美術館 講堂

(C)2010-2015 TOKYO METROPOLITAN ART MUSEUM.


東京藝術大学大学美術館


Japan-China Textile Arts Exhibition -ひろがる布 つながる糸-

会期 2017年6月8日(木)- 6月18日(日)
午前10時 - 午後5時(入館は閉館の30分前まで)
会場 東京藝術大学大学美術館 陳列館1階、2階
観覧料 無料
公式サイト http://textile-arts.geidai.ac.jp/



2074、夢の世界

会期 2017年6月17日(土)- 6月25日(日)
午前10時 – 午後6時(入館は午後5時30分まで)
会場 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2
観覧料 無料
公式サイト http://www.rever2074.jp


東京藝術大学創立130周年記念特別展
藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!

会期 第1期:2017年7月11日(火)~8月6日(日)
第2期:2017年8月11日(金)~9月10日(日)
午前10時 - 午後5時(入館は閉館の30分前まで)
会場 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、3、4
観覧料 一般800(600)円  高校・大学生500(400)円(中学生以下は無料)
※ ( )は20名以上の団体料金


(C)東京藝術大学大学美術館 The University Art Museum – Tokyo University of the Arts.


国立科学博物館

特別展「大英自然史博物館展」

大英自然史博物館から始祖鳥をはじめとする至宝約370点を厳選して展示します。ほとんどが日本初公開で、ロンドンで常設展示されているのも17点のみ。貴重な標本を間近に見られる絶好の機会です。

会期 2017年3月18日(土)~6月11日(日)
開館時間 午前9時~午後5時(金曜日・土曜日は午後8時まで)
観覧料 一般・大学生 1,600円
小・中・高校生 500円
金曜限定ペア得ナイト券 2,000円


卵からはじまる形づくり~発生生物学への誘い~

発生生物学に焦点を当て、この分野の最先端の研究成果やこれまでの歴史などを通して、生きものの形づくりについて紹介します。

会期 2017年4月4日(火) ~6月11日(日)
開館時間 午前9時~午後5時(金・土曜日は午後8時まで)
観覧料 一般・大学生:620円(20名以上の団体は310円)
高校生以下・65歳以上:無料


★その他の展示★

2017夏休みサイエンススクエア
【期間】2017年7月25日(火)~8月13日(日)


kahaku event 情報


6/3(土)

2017 研究者によるディスカバリートーク
・大英自然史博物館のモグラの標本
・最新恐竜学

6/4(日)

2017 研究者によるディスカバリートーク
・コケの生き方を考える
・中近東で発見されたユニークな人骨について

(C)2008 National Museum of Nature and Science.


上野動物園

両生爬虫類館特設展示
「ハペペ博士の研究所-あしのナゾ-」

期間 平成29 年3月22 日(水)~12 月28 日(木)
場所 西園 両生爬虫類館(ビバリウム)
エントランスホール内 特設展示コーナー
内容 カエルなどの両生類や、カメ・トカゲなどの爬虫類のあしには、その役割によっていろいろなかたちが見られます。ジャンプをするためのカエルのあし、貼り付くことができるヤモリやカエルの指先、枝を器用に掴むことができるカメレオンのあし、水を掻くオールのようなオサガメのあしなど、それぞれのくらしに適応したかたちをしています。また、ヘビやヘビトカゲなどのように、あしを退化させたものが多いのも両生類・爬虫類の特徴です。
この特設展では、ハペペ博士(※)の研究所の中を覗いて、両生類・爬虫類のあしの機能と進化について、楽しみながら学べます。


(公財)東京動物園協会提供


東京文化会館

公演情報の詳細はコチラ♪


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