昨日の小春日和の暖かさから一転、今日の上野公園は冬の寒さが戻ってきました。
公園内の木々の葉も落ち、赤や黄色の葉で地面が染まってこの時期ならではの風景になっていました。
紅葉の見ごろもあとわずかという感じです。
さて本日ピックアップする展覧会は12/5(火)より東京国立博物館で開催される『刀剣鑑賞の歴史』展です。
日本では刀剣を単なる武器ではなく、鑑賞する対象として扱ってきた長い歴史があり、最近では刀剣女子といった人たちも現れてきました。
国宝の刀剣の美しさや魅力を堪能してください。
それでは、本日の美術館・博物館情報等をレポートします。
特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」
仁和寺の寺宝のほか、仁和寺を総本山とする御室派寺院が所蔵する名宝の数々を一堂に紹介。
会期 | 2018年1月16日(火) ~3月11日(日) |
会場 | 東京国立博物館 平成館 |
時間 | 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで) (ただし、金曜・土曜は21:00まで開館) |
観覧料 | 一般1600円(1400円/1300円)、大学生1200円(1000円/900円)、高校生900円(700円/600円) 中学生以下無料 * ( )内は前売り/20名以上の団体料金 |
アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝
サウジアラビア王国の至宝を日本で初めて公開。100万年以上前にさかのぼるアジア最初の石器、5000年前に砂漠に立てられた人形石柱など約400点の貴重な文化財をとおして、アラビア半島の知られざる歴史を紹介。
会期 | 2018年1月23日(火) ~3月18日(日) |
会場 | 東京国立博物館 表慶館 |
時間 | 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで) ※ただし、金曜・土曜は21:00まで開館 |
観覧料 | 一般620円(520円)、大学生410円(310円) ※( )内は20名以上の団体料金 |
運慶の後継者たち―康円と善派を中心に
康円康円および善円の作品を中心に、運慶以後の鎌倉彫刻の展開について紹介。
会期 | 2017年8月29日(火) ~ 2017年12月3日(日) |
会場 | 東京国立博物館 本館 14室 |
【日程】2017年10月24日(火)~2017年12月3日(日)
本館北側の庭園を散策いただけます。
(C)2004-2015 Tokyo National Museum.
「怖い絵」展
「恐怖」というテーマ性をもったこれまでにない切り口の展覧会。
会期 | 10月7日(土)~12月17日(日) |
開館時間 | 午前10時~午後5時 |
観覧料 | 入場料:一般1,600(1,400)円/大高生1,200(1,000)円/中小生600(500)円 *未就学児童は無料 *( )内は団体料金、団体は20名様以上 |
(C)The Ueno Royal Museum.
ゴッホ展 巡りゆく日本の夢
ゴッホの油彩画やデッサン約40点、同時代の画家の作品や浮世絵など約50点に加え、関連資料を通して、ファン・ゴッホと日本の相互関係を探り、その新たな魅力を紹介。
会期 | 2017年10月24日(火)~2018年1月8日(月・祝) |
休室日 |
月曜日、12月31日(日)、1月1日(月・祝) ※ただし、1月8日(月・祝)は開室 |
開室時間 | 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで) |
観覧料 | 当日券 | 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円 |
上野アーティストプロジェクト「現代の写実―映像を超えて」
東京都美術館は、さまざまな芸術家の発表と成長の場として大きな役割を果してきました。その歴史の継承と未来への発展のために、一定のテーマを決めて、現在公募団体で活躍している現代作家を紹介するシリーズ。
会期 | 2017年11月17日(金)~2018年1月6日(土) |
休室日 | 11月20日(月)、12月4日(月)、18日(月)、25日(月)、31日(日)、1月1日(月・祝) |
開室時間 | 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで) |
観覧料 | 当日券 | 一般 500円 / 65歳以上 300円 |
第84回 書壇院展・併催:書壇院学生展
会期 | 平成29年12月5日(火)~12月11日(月) |
展示室 |
ロビー階 第1展示室 ロビー階 第2展示室 ロビー階 第3展示室 ロビー階 第4展示室 1階 第1展示室 |
展示内容 | 書、水墨画 |
観覧料 | 無料 |
「ふるさとの田んぼと水」子ども絵画展2017
会期 | 平成29年12月5日(火)~12月11日(月) |
展示室 | 1階 第2展示室 |
展示内容 | 水彩画、版画 ほか |
観覧料 | 無料 |
第21回 総合写真展
会期 | 平成29年12月5日(火)~12月11日(月) |
展示室 |
1階 第4展示室 2階 第3展示室 2階 第4展示室 |
展示内容 | 写真 |
観覧料 | 無料 |
★イベント情報★
上野アーティストプロジェクト「現代の写実―映像を超えて」
アーティストトーク
出品作家が写実表現について語ります。
【日時】2017年12月2日(土) 14:00~15:30
【会場】東京都美術館 ギャラリーA・C
(C)2010-2015 TOKYO METROPOLITAN ART MUSEUM.
国内外の美術館や個人コレクターが所蔵するモネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンをふくめた西洋の名作約200点と、北斎の錦絵約30点、版本約60点の計約90点(出品点数は予定、会期中展示替えあり)を比較しながら展示。
会期 | 2017年10月21日(土)~2018年1月28日(日) |
休館日 | 月曜日(ただし、1月8日(月)は開館)、2017年12月28日(木)~2018年1月1日(月)、1月9日(火) |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時30分 毎週金・土曜日:午前9時30分~午後8時 ただし11月18日は午後5時30分まで |
観覧料 | 当日:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円 前売/団体:一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円 |
会期 | 2017年10月21日(土)~2018年1月28日(日) |
休館日 | 月曜日(ただし、2018年1月8日(月)は開館)、2017年12月28日(木)~2018年1月1日(日)、1月9日(火) |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時30分 毎週金・土曜日:午前9時30分~午後8時 ただし11月18日は午後5時30分まで |
観覧料 | 当日:一般500円(400円)、大学生250円(200円) ※本展は常設展の観覧券、または「北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」の観覧券でご覧いただけます。 ※( )内は20名以上の団体料金 |
関連イベント 北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃
講演会 |
日時:2017年12月2日(土)14:00~15:30 |
スライドトーク | 【日時】2017年12月1日(金)、12月15日(金)、2018年1月5日(金) 各回18:00~(約30 分) 【会場】国立西洋美術館講堂(地下2階) 【定員】各回先着130名(聴講無料。ただし、本展の観覧券(半券可)が必要です。) |
美術トーク
ボランティアスタッフによるギャラリートークです。常設展示室の作品5~7点を、初めて来館する方も気軽に楽しめるよう一緒に鑑賞していきます。
日時 | 第1・第3・第5土曜日 および毎週日曜日(開館時) 午前 11:00~/午後 13:00~(約50分) |
料金 | 無料。常設観覧券が必要です。 |
参加方法 | 当日、直接集合場所にお集まりください。 (本館常設展示室19世紀ホール内) |
建築ツアー
フランスの建築家、ル・コルビュジエによって設計された本館や前庭を、建築に詳しくない方も楽しめるよう、スタッフが一緒に歩きながら案内します。
日時 | 第2・第4水曜・日曜日(開館時) 15:00~(約50分) |
定員 | 各回20名(先着順) |
料金 | 無料。常設観覧券が必要です。 |
参加方法 | 事前の申し込みが必要です。 事前申込フォーム |
(C)2014 独立行政法人国立美術館国立西洋美術館.
アンデス文明を代表する9つの文化の特徴とともに、いまだ残る数々の「謎」や身体加工の風習などの最新の知見を、優れた意匠の土器・織物、黄金の仮面やミイラなど約200点の貴重な資料で紹介。
会期 | 2017年10月21日(土)~2018年2月18日(日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(金曜日・土曜日は午後8時まで) |
観覧料 | 一般・大学生 1,600 小・中・高校生 600円 金曜日限定ペア得ナイト券 2,000円 |
日本の豊かな植物多様性を日本人画家が描いた植物画で紹介。
会期 | 2017年9月12日(火)~12月3日(日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(金曜日・土曜日は午後8時まで) |
観覧料 | 一般・大学生 620円 高校生以下および65歳以上無料 |
★その他の展示★
南方熊楠-100年早かった智の人-
【期間】2017年12月19日(火)~2018年3月4日(日)
12/2(土) |
2017世界土壌デーイベント「土壌モノリス標本の展示解説」
2017 研究者によるディスカバリートーク |
12/3(日) |
2017 研究者によるディスカバリートーク |
(C)2008 National Museum of Nature and Science.
両生爬虫類館特設展示
「ハペペ博士の研究所-あしのナゾ-」
期間 | 平成29 年3月22 日(水)~12 月28 日(木) |
場所 |
西園 両生爬虫類館(ビバリウム) エントランスホール内 特設展示コーナー |
内容 |
カエルなどの両生類や、カメ・トカゲなどの爬虫類のあしには、その役割によっていろいろなかたちが見られます。ジャンプをするためのカエルのあし、貼り付くことができるヤモリやカエルの指先、枝を器用に掴むことができるカメレオンのあし、水を掻くオールのようなオサガメのあしなど、それぞれのくらしに適応したかたちをしています。また、ヘビやヘビトカゲなどのように、あしを退化させたものが多いのも両生類・爬虫類の特徴です。 この特設展では、ハペペ博士(※)の研究所の中を覗いて、両生類・爬虫類のあしの機能と進化について、楽しみながら学べます。 |
(公財)東京動物園協会提供
会期 | 2017年12月12日(火) – 12月21日(木) 会期中無休 午前10時-午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
会場 | 東京藝術大学大学美術館ほか上野キャンパス |
観覧料 | 無料 |
会期 | 2017年11月16日(木)-12月3日(日) 午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで) |
会場 | 東京藝術大学大学美術館 陳列館1、2階および大学構内 |
観覧料 | 無料 |
(C)東京藝術大学大学美術館 The University Art Museum – Tokyo University of the Arts.