毎日不安なニュースが飛び交い、日々深刻さを増していくコロナウィルス。
学校も休校になり、子供達も家で待機がしばらく続きます。
これからの2週間は、いろいろ我慢が必要になりそうです。
みんなで協力し合ってこの状況を乗り越えたいと思うバタコです。
本来なら3月14日から開始の展覧会でしたが、やはりコロナウィルスの影響で、3月17日からの開始に変更になりました。
国立科学博物館は2月29日~3月16日まで休館になっています。
また、今回ご案内する和食展の日程も更に変更される場合もありますので、公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。
特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」
2020年3月17日(火)(予定)~ 6月14日(日)
国立科学博物館(東京・上野公園)
この展覧会、邪馬台国卑弥呼の食事から、奈良時代、家康をもてなした食事から、明治天皇の午餐会など、時代時代の料理の再現模型が展示されます。
江戸時代の屋台風景の再現も楽しみです。
また過去だけではなく、これからの未来の和食。
宇宙生活を目指した研究開発など、和食の未来に向けた最新情報も紹介されます。
生きていくうえで一番大切な「食べること」がどのように変わっていくのか楽しみです。
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監修者からのメッセージ
単独の学問領域・分野によるアプローチでは、「和食」の全容をみるのは困難です。和食の多様な食材は、生物学、とくに分類学や、農学、水産学、発酵学など自然科学の手法によって研究が進められてきました。本展では、国立科学博物館をはじめとする多数の国内機関等による豊富な標本や研究成果が最大限活用されています。和食の歴史に関しても、遺跡から出土する植物の種子や動物骨の分析から、あるいは過去に残された記録をたんねんに読み解くことによって明らかにされてきました。最近ではこれらにDNA分析や安定同位体分析など自然科学の手法が応用されたいわゆる「文理融合」が進んで、これまでにはわからなかったことも見えるようになりつつあります。食材や資(史)料を集めるのは、フィールドワークの作業が欠かせません。多分野の研究者たちがその足で地道に集めた資(史)料に思いをはせながらご覧いただければ、「和食」への理解もさらに進むのではないでしょうか。
国立科学博物館 副館長(兼)人類研究部長 篠田 謙一
和食文化学会 会長 佐藤 洋一郎
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子供達も観に行けますように。