上野の山文化ゾーンフェスティバル2010秋
毎年台東区と上野の森の博物館や美術館などの文化施設が連携して開催する「上野の山文化ゾーンフェスティバル」に参加しています。秋は恒例の「講演会シリーズ」で上野動物園の小宮園長による講演を実施します。
また、昨年好評だった東京芸術大学の学生による、動物をモチーフにした立体作品の展示や国際生物多様性年2010にちなんだ企画展も開催します。
上野動物園で芸術・文化の秋を感じてください。
1.講演会シリーズ
園長講演「希少鳥類の域外保全と上野動物園
~動物園が野生動物を救えるか~」参加者募集
日時 | 10月2日(土) 13時30分~15時 |
場所 | 西園 動物園ホール |
定員 | 140名 |
演題 | 「希少鳥類の域外保全と上野動物園 ~動物園が野生動物を救えるか~」 |
講師 | 小宮輝之(恩賜上野動物園長) |
内容 | 温暖化により絶滅が心配されるライチョウや、小笠原の固有種で絶滅危惧種であるアカガシラカラスバト、奄美大島のルリカケスなどの生態調査、保護・繁殖に力を入れています。動物園が希少な野生動物を救うために何ができるのか、その取り組みについて紹介します。 |
上野の山文化ゾーンフェスティバルとは | 台東区と上野の山の文化施設などで組織する「上野の山文化ゾーン連絡協議会」が主催になり、上野の山にある文化施設などが相互に交流・連携を深めることによって、上野の山を芸術・文化の拠点として発展させることを目的にして、毎年秋に開催されています。秋の講演会シリーズは、これらの文化施設が幅広い分野の講師陣を迎え、上野の山の多彩な魅力を知る機会として好評を博しています。 |
【応募方法】
1.往復はがきによる申込・・・往信面に代表者の住所・氏名・参加人数(1枚で2名まで)・電話番号・演題を、返信面に郵便番号・住所・氏名を明記のうえ、下記あて先まで申し込んで下さい。
〒110-8615 台東区東上野4-5-6
台東区役所文化振興課内「上野の山文化ゾーン」係
問い合わせ:電話 03-5246-1153
2.インターネットによる申込・・・台東区ホームページの「文化・観光情報」から「上野の山文化ゾーン講演会シリーズ」のページにアクセスし、専用フォームから電子申請でお申し込みください。
台東区ホームページ:http://www.city.taito.tokyo.jp/
1.2とも、応募多数の場合は抽選となります。当選者には「入場整理券」をお送りします。
【締め切り】
9月17日(金)必着
2.動物アート展 「東京藝術大学デザイン科学生による作品展」
昨年の写真:ハリネズミ
日時 | 9月18日(土)~10月31日(日) 10時~15時 |
場所 | 西園 ズーポケット |
内容 | 上野動物園の動物を中心に、いろいろな動物たちをモチーフにした立体作品21点(予定)を展示します。 ※展示作品リスト(予定) ホッキョクグマ、サイ、シカ、アシカ、キリン、ヒツジ、アザラシ、フクロウ、ハダカデバネズミ、ハリネズミ、カメレオン、アルマジロ、ゾウガメ、カエル、カエルの卵、金魚、サメ、ウミガメ、イカ、クモ、ネコ |
作品解説 | 会期中の毎週土日に、作品を製作した学生による解説を行います。詳細(解説時間、作品名等)は、決まり次第ホームページ(東京ズーネット)に掲載します。 |
3.国際生物多様性年企画展
「スタンプ&フィギュアで見るレッドリストの動物たち」
フィギュア作品:カバ[左]、ミーアキャット[右]
日時 | 11月9日(火)~11月28日(日) 10時~15時 |
場所 | 西園 ズーポケット |
内容 | 国際生物多様性年2010にちなみ、絶滅の恐れのある動物たちを、動物スタンプや動物フィギュアで紹介します。消しゴムを彫ってスタンプを製作しているスタンプ作家の松野由起子氏の動物スタンプ約100点と、造形作家アトリエ☆イボヤギのいきもの造形作家木村大介氏の動物フィギュア約100点を展示します。また、会場には、スタンプコーナーを常設し、絶滅の恐れのある動物たちのスタンプを押すことができます。 |
その他 | 会期中に作家を講師に迎え、スタンプ作りや動物立体作品色塗りなどのワークショップを開催予定です。ワークショップの開催日程や内容、募集要項は、決まり次第ホームページ(東京ズーネット)に掲載します。 |