国立西洋美術館で開催中の『ウルビーノのヴィーナス展』に行きました。
今回の目玉は、日本初公開の「ウルビーノのヴィーナス」!
混まないうちに絶対行かねば!というわけで
3月4日に始まったばかりの平日6日、しかも午前中に出かけたところ
じっくり、ゆっくり鑑賞することができました。わ~い。
恥らう様子を見せることなく、こちらに視線を投げかけるヴィーナス。
挑戦的な視線に、ちょっとドキドキしちゃいました。
この感じ、どこかで見たことあると思ったら
マネの「オランピア」に似ています・・・。
それも、そのはず!
ティツィアーノのこのヴィーナスが、その後の裸婦像に大きな影響を与えていたのでした。
思わず手を触れてみたくなるような、なめらかな肌
頬から胸元にかけて、ほんのりばら色に色づいて・・・なんともいえない質感です。
左上にかかった深緑色のカーテン、左下の細かい刺繍が施された赤いマットの美しい色。
残念ながら、これはポスターや本、絵葉書では絶対分かりません。
実物は、ホントに美しかった・・・です。
絵葉書は買わずに、しっかり目に焼き付けてきました。
展覧会は、絵画のほかにも、彫刻や工芸品などもあり
古代からルネサンス、バロック初期までのヴィーナスの系譜をたどることができます。
そうそう、3月20日までですが
アトレ上野に
「ウルビーノのビーナス展」や「ルーヴル美術館展」のチケットの半券を持って行くと
割引やプレゼントなど、お得なサービスが受けられるそうですよ。
「チケットdeサービス」というステッカーを目印にしてくださいね。
***展覧会DATA***
場所:国立西洋美術館
会期:2008年3月4日(火)~5月18日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分(金曜日は午後8時まで)
休館日:月曜日(ただし4月28日、5月5日は開館、5月7日(水)は休館)
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