季節も移り変わりつつある9月の後半、美術館や博物館では特別展の入れ替わりが始まっています。
今週の26日(火)からは東京国立博物館にて『運慶展』が始まりました。
今後続々とご紹介していきます。

さて、本日ピックアップする展覧会は国立科学博物館で開催中の『深海2017』展です。
開幕から数えて約50万人の人が観覧した人気の展覧会がいよいよ10/1(日)までとなりました。待ち時間が1時間を超える日もあり、その面白さが伺えます。

週末の上野は晴れて気持ちのいい天気になる予報なので家族で出かけてみてはいかがでしょうか。

 

それでは、本日の美術館・博物館情報等をレポートします。


▲本日の各施設のイベント情報


国立科学博物館

深海2017~最深研究でせまる“生命”と“地球”~

「生物発光」や「巨大生物」、「超深海」に焦点をあて、最新映像や実物とともに紹介します。

会期 2017年7月11日(火)~10月1日(日)
開館時間 午前9時~午後5時(金曜日・土曜日は午後8時まで)
観覧料 一般・大学生 1,600
小・中・高校生 600円
金曜日限定ペア得ナイト券 2,000円


フローラ ヤポニカ-日本人画家が描いた日本の植物-

日本の豊かな植物多様性を日本人画家が描いた植物画で紹介。

会期 2017年9月12日(火)~12月3日(日)
開館時間 午前9時~午後5時(金曜日・土曜日は午後8時まで)
観覧料 一般・大学生 620円
高校生以下および65歳以上無料


★その他の展示★

「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー」参加者募集
【期間】2017年10月29日(日)


マリモ発見120年「マリモの謎―どこからきたのか? なぜまるいのか?―」
【期間】2017年8月22日(火)~10月9日(月)


第10回 未来技術遺産 登録パネル展
【期間】9月12日(火) ~ 10月22日(日)


kahaku event 情報


9/30(土)

2017 研究者によるディスカバリートーク
・コケの生き方を考える
・火山の話

10/1(日)

2017 研究者によるディスカバリートーク
・特別展の紹介
・深海魚の寄生虫

(C)2008 National Museum of Nature and Science.


東京国立博物館

 

興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」
運慶とゆかりの深い興福寺をはじめ各地から名品を集めて、その生涯の事績を通覧します。

会期 2017年9月26日(火) ~11月26日(日)
会場 東京国立博物館 平成館
時間 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
観覧料 一般1600円(1400円/1300円)、大学生1200円(1000円/900円)、高校生900円(700円/600円)
中学生以下無料
* ( )内は前売り/20名以上の団体料金


チベットの仏像と密教の世界
仏教の最終形態であるチベット仏教では、見るものを圧倒する特異な姿の仏像が信仰を集めました。より強力な仏を求めて生み出された聖なる形と、その信仰世界に注目。

会期 2017年9月5日(火)~2017年10月15日(日)
会場 東京国立博物館 東洋館12室


フランス人間国宝展
陶器、ガラス、革、鼈甲、羽細工、傘、扇、壁紙など15分野・各1名の作家を紹介。

会期 2017年9月12日(火) ~11月26日(日)
会場 東京国立博物館 表慶館
時間 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
観覧料 一般1400円(1200円/1100円)、大学生1000円(800円/700円)、高校生600円(400円/300円)
中学生以下無料
* ( )内は前売り/20名以上の団体料金


運慶の後継者たち―康円と善派を中心に
康円康円および善円の作品を中心に、運慶以後の鎌倉彫刻の展開について紹介。

会期 2017年8月29日(火) ~ 2017年12月3日(日)
会場 東京国立博物館 本館 14室


★各種催し物情報★


マジカル・アジア

【日程】 2017年9月5日(火)~2017年10月15日(日)
アジア各地の吉祥、魔除け、呪いなど、目に見えない不思議なパワーにまつわる作品を紹介。


(C)2004-2015 Tokyo National Museum.


上野動物園

2017秋 上野の山文化ゾーンフェスティバル
東京藝術大学の学生による作品を展示する企画展「ビバ!鋳金ちゅうきん ~芸大生がやってきた~」を開催するほか、本フェスティバル恒例の講演会シリーズにて、当園の福田園長が「世界の動物園事情」をテーマに講演を行います。
アートと歴史でおおくりする、子どもから大人まで楽しめる企画。

企画展「ビバ!鋳金~芸大生がやってきた~」
芸大生がやってきて、動物作品展を行います。
動物の新たな魅力を伝える作品たちが、西園 両生爬虫類館(ビバリウム)エントランスホールにて皆様のお越しを「ビバ!(万歳!)」と歓迎します!
日程 平成29年10月31日(火)から11月19日(日)まで
鋳金研究室の学生の作品を展示
会場 西園 両生爬虫類館(ビバリウム)エントランスホール

両生爬虫類館特設展示
「ハペペ博士の研究所-あしのナゾ-」

期間 平成29 年3月22 日(水)~12 月28 日(木)
場所 西園 両生爬虫類館(ビバリウム)
エントランスホール内 特設展示コーナー
内容 カエルなどの両生類や、カメ・トカゲなどの爬虫類のあしには、その役割によっていろいろなかたちが見られます。ジャンプをするためのカエルのあし、貼り付くことができるヤモリやカエルの指先、枝を器用に掴むことができるカメレオンのあし、水を掻くオールのようなオサガメのあしなど、それぞれのくらしに適応したかたちをしています。また、ヘビやヘビトカゲなどのように、あしを退化させたものが多いのも両生類・爬虫類の特徴です。
この特設展では、ハペペ博士(※)の研究所の中を覗いて、両生類・爬虫類のあしの機能と進化について、楽しみながら学べます。


(公財)東京動物園協会提供


東京都美術館


ボストン美術館の至宝展-東西の名品、珠玉のコレクション
美術館を支えてきた数々のコレクターの物語に光を当てながら、古代エジプト美術から、歌麿や蕭白らによる日本・中国美術の名品、ボストン市民の愛したモネやファン・ゴッホを含むフランス絵画のほか、現代美術までを選りすぐりの80点で紹介します。

会期 2017年7月20日(木)~10月9日(月・祝)
休室日 月曜日、9月19日(火)
※ただし、8月14日(月)、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開室
開室時間 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
観覧料 当日券 | 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円


杉戸洋 とんぼ と のりしろ

会期 2017年7月25日(火)~10月9日(月・祝)
休室日 月曜日、9月19日(火)
※ただし、8月14日(月)、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開室
開室時間 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
観覧料 当日券 | 一般 800円 / 大学生・専門学校生 400円 / 65歳以上 500円


第79回 一水会展

会期 平成29年9月20日(水)~10月5日(木)
展示室 ロビー階 第1展示室
ロビー階 第2展示室
ロビー階 第3展示室
ロビー階 第4展示室
展示内容 油彩画、水彩画、パステル
観覧料 一般800円
学生以下・障害者手帳をお持ちの方と付添(1名) 無料


2017 汎美・秋季展

会期 平成29年9月28日(木)~10月5日(木)
展示室 2階 第2展示室
展示内容 油彩画、アクリル画、水彩画、日本画、彫塑・立体、版画、写真、水墨画
観覧料 無料


第51回 創展

会期 平成29年9月27日(水)~10月5日(木)
展示室 2階 第3展示室
展示内容 油彩画、紙絵、日本画、水彩画
観覧料 無料


★イベント情報★


「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」開催記念シンポジウム

本展総合監修者らがパネリストとして登場します。
【日時】2017年10月24日(火) 13:00~16:30
【集合】東京都美術館 講堂

(C)2010-2015 TOKYO METROPOLITAN ART MUSEUM.


上野の森美術館

金澤翔子 書展
書作品。主に屏風作品。額・屏風ほか50点程。

会期 9月23日 (土) ~ 9月30日 (土)
開館時間 10:00~18:00
観覧料 一般・大学生 1000円(800円)
高・中生 500円(400円)
小学生以下無料
※(  )は前売料金


(C)The Ueno Royal Museum.


国立西洋美術館

北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃

国内外の美術館や個人コレクターが所蔵するモネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンをふくめた西洋の名作約200点と、北斎の錦絵約30点、版本約60点の計約90点(出品点数は予定、会期中展示替えあり)を比較しながら展示。

会期 2017年10月21日(土)~2018年1月28日(日)
休館日 月曜日(ただし、1月8日(月)は開館)、2017年12月28日(木)~2018年1月1日(月)、1月9日(火)
開館時間 午前9時30分~午後5時30分
毎週金・土曜日:午前9時30分~午後8時
ただし11月18日は午後5時30分まで
観覧料 当日:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
前売/団体:一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円


関連イベント 北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃

講演会 日時:2017年10月21日(土)14:00~15:30 ※同時通訳付き
ヨハネス・ヴィーニンガー(オーストリア工芸美術館学芸員)
「西洋における趣味:欧州の人々はなぜ北斎を好むのか」

日時:2017年11月3日(金・祝)14:00~15:30
今井祐子(福井大学准教授)
「陶芸のジャポニスムにおける北斎受容:彩られたイメージとその技法」

日時:2017年12月2日(土)14:00~15:30
馬渕明子(国立西洋美術館長、本展監修者)
「北斎が西洋に与えた衝撃」

スライドトーク 【日時】2017年11月10日(金)、11月17日(金)、12月1日(金)、12月15日(金)、2018年1月5日(金)
各回18:00~(約30 分)

【会場】国立西洋美術館講堂(地下2階)

【定員】各回先着130名(聴講無料。ただし、本展の観覧券(半券可)が必要です。)


美術トーク

ボランティアスタッフによるギャラリートークです。常設展示室の作品5~7点を、初めて来館する方も気軽に楽しめるよう一緒に鑑賞していきます。

日時 第1・第3・第5土曜日
および毎週日曜日(開館時)
午前 11:00~/午後 13:00~(約50分)
料金 無料。常設観覧券が必要です。
参加方法 当日、直接集合場所にお集まりください。
(本館常設展示室19世紀ホール内)


建築ツアー

フランスの建築家、ル・コルビュジエによって設計された本館や前庭を、建築に詳しくない方も楽しめるよう、スタッフが一緒に歩きながら案内します。

日時 第2・第4水曜・日曜日(開館時)
15:00~(約50分)
定員 各回20名(先着順)
料金 無料。常設観覧券が必要です。
参加方法 事前の申し込みが必要です。
事前申込フォーム


(C)2014 独立行政法人国立美術館国立西洋美術館.


東京藝術大学大学美術館

台湾文化を後世に伝える―日本との違い

会期 2017年9月27日(水)-10月4日(水)
午前10時 – 午後5時(入館は閉館の30分前まで)
会場 東京藝術大学大学美術館 陳列館1、2階
観覧料 無料


シルクロード特別企画展 「素心伝心」
クローン文化財 失われた刻の再生

会期 2017年9月23日(土)- 10月26日(木)
午前10時 – 午後5時(入館は閉館の30分前まで)
会場 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室3、4
観覧料 一般1,000円(800円)円  高校・大学生800円(600円)円 (中学生以下は無料)
※ ( )は20名以上の団体料金


たほりつこ退任記念展「小さな光の森」

会期 2017年10月5日(木)-10月19日(木)
午前10時 – 午後5時(入館は閉館の30分前まで)
会場 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2
観覧料 無料


(C)東京藝術大学大学美術館 The University Art Museum – Tokyo University of the Arts.


上野東照宮

ダリア

開苑期間 9月30日(土)~10月29日(日)
(気象条件により変動することがあります)


東京文化会館

公演情報の詳細はコチラ♪

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