10月16日から国立西洋美術館で「ルーベンス展―バロックの誕生」開催されました。
ルーベンス、日本ではかなり有名で親しまれている画家ではないでしょうか。
開催日前日に行われたプレス内覧会の様子をご案内します。
画家の王、そして王の画家、と呼ばれていたルーベンス。
自ら大作の似合う画家とも言っていたそうです。
確かに会場の中には、迫力のある大作がいくつも並び、あちらもこちらもその画力にため息をついてしまいます。
最初から最後まで、ただただ圧倒されて心の中で感嘆の叫びをあげながら観入ってくださいませ。
ルーベンスの絵についての説明は、公式サイトで詳しく書かれておりますので、
ここではバタコ風おすすめを。
入口入ってすぐのパネルですが、入ったところから見るとこんな感じにみえます。
「R」の文字を通り過ぎたら、必ず振り向いてもう一度見てください。
こんな感じで、かなりの迫力あります。お見逃しなく~~。
しかし、ルーベンスは裸が多いですね。筋肉や脂肪などの盛り上がり感がリアルです。
女性はわりとふくよかで、男性は筋肉質で、子供は愛らしく。
終盤にあるこちらの作品。赤ちゃんが誕生でみんなが喜んでいるのかと思ったら・・・。
生まれた赤ちゃんは悪魔だったとか( `ー´)ノ ダミアン誕生の瞬間かと一人つぶやいていました。
そしてバタコお気に入りの作品。この巻き毛が本当に素晴らしかったです。
いくつかの作品に登場されると書いてありましたので、図録で探してみたいと思います。
肌の質感の上手さは言うまでもありませんが、衣服の質感もまた素晴らしいです。
フェルメールのような繊細なタッチではないのに、この質感を表現できるはなぜなんだろうとジーーーッと見てしまいました。
そして、なぜかニコラス・ケイジ登場です。(*´▽`*) 探してくださーい。
観覧時間は、一時間半~二時間ぐらいは必要です。
大作なので、多少混んでいても見やすいと思います。
この秋の必見の展覧会ですよ~。
来週は、ムンク展のご案内予定です。