上野で「銅像」といえば、なんといっても「西郷隆盛」像ですね。
その他に大きなものといえば、動物園の「表門」の向かって左側にそそり立つ、馬に乗った銅像があります。
あの銅像の名前を知っている方は意外に少ないでしょう。
あちらは「小松宮彰仁親王(こまつのみやあきひとしんのう)」像です。
「西郷隆盛」は明治維新の英雄、「小松宮彰仁親王」は御皇族と、お二人とも、どちらかというと「お上」の側の方達ですね。
ところが、上野公園にはわれわれと同じ庶民の銅像が、それもとっても立派な銅像があるのですよ。
でも、とっても目立たないところにあります。
上野公園にけっこう何度も遊びにいらっしゃっている方でも見過ごしているようです。
その銅像は我が福島県(私のルーツです)が誇る「野口英世」先生です。
右手で試験管を見つめているとてもアカデミックなポーズの銅像です。
ヒントは、大噴水を挟んで、ボードワン博士の胸像の反対側の森の中です。
こんど東京東京国立博物館にいらっしゃった時にでも見つけてはいかがですか?