天気が良い日は、「お暇」でしたら、
「暇道・上野公園オリエンテーリング」超初級コースにチャレンジしてみてはいかがですか?
(但し、ただ、たどり着くだけではオリエンテーリングになりませんから、
インストラクションにしたがってあるいてください、そうしないと面白くありませんよ。)
スタートはJR上野駅公園口
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カップハヤシ500円が買えるかどうか、東京文化会館にスタスタと入って「茶廊 響」の営業を確認して、念のために「カップハヤシはありますか?」と(堂々)とたずね確認したら「ありがとう」とお礼をいってその場は買わずに後で買う。
(この堂々ってところが大切です)
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国立科学博物館前でデコイチ(D51)機関車と、たとえ、何度も観ていて飽きていても、初めて見るような驚きと喜びの純朴な「作り笑い」をしながら記念撮影をする。
(このわざとらしい作り笑いが大切です)
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精養軒駐車場前で「おばけ灯篭」で記念撮影、
(但し、命に関わるので決して登ったりしないように!)
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そのまま上野動物園にいってわざわざ「これは上野動物園の(正門)ですか」と私が先日やったようにアルバイトの若い綺麗な女の子の係りに尋ねる。
もし、その係りが万が一にも「はい、正門です」といったら、係りのプロ意識のなさを(心の中だけで)せせら笑らいながらその場をさり、旧正門にいって記念撮影する。
(決して、アルバイトの若い女の子に、「これ表門って言うのじゃないのぅ?」なんて、イヤミなこといって彼女の顔をつぶさない。暇道の信条の一つ「人のメンツを潰すようなことはしてはなりません」を守る為です。)
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ちょっと戻り「こども遊園地」で名物(?)の「オツマミ付缶ビール」(250円)を常連さんのような顔して慣れたようすで4缶購入する。
(この4缶というのが、重要!なぜならお店の人はオツリにとってもこまっているので、1000円でおつりのないようしてあげる、これも暇道の一つ「人の立場で考えましょう」を守る為です)
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擂鉢山古墳方面にいって、修学旅行生をみつけたらツカツカと近づき、「君達、これは古墳なのしってたぁ?」とたずねる。知らなかった時は「あそこに説明あるから読んでごらんなさい」と考古学者のような顔して言う。
生意気にも「知っていますよぅ!」って言われたら、狼狽を決して顔に出さずに「そう、よく勉強しているね」といって作り笑顔を残し、それ以上詳しい事を聞かれると、まずいのでサッサとその場をさる。
(ここで重要なことは、なるべく純朴そうな修学旅行生を見つける、決してヤンキーな修学旅行生には声をかけないこと。)
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運良く、カップハヤシとオツマミ缶ビールが買えたらそれをもって東京文化会館方面に戻り向り公園案内所の隣にある上野グリーンサロンの暖かい無料休憩所で無料のお茶をいただきカップハヤシつまみにちょっと遠慮がちにオツマミ付缶ビールを出し、これまでの人生を思い返し反省するべきところは反省しながらじっくりと味わいながら呑む。
食べ呑み終わったら、しっかりとゴミを分別して。
電車の中で(もよおす)と困るので、
最後に念のために、そこの清潔なトイレにいっておく。
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上野駅から上野公園の素人さんが帰るラッシュ時間前にサッサと帰る。以上
(食事時間こみで所要時間2~3時間程度)
備考
大切な事は、まわりの景色や歩いている人を観察しながら「ノホホン、まったり、無駄にゆっくり歩く」ことです。私レベルになりますと、このコースでさえ軽く5時間はかかります。こども遊園地で買った4缶の缶ビールはもちろん完呑(かんいん)します。
家に持って帰って呑むなどはとんでもないです。上野で買った物は上野で使いきりましょう。