今だけしか見れない
ミステリーサークルが上野公園にあります。
これも、謎といえば謎なのです。
場所は野口英世先生(福島県関係者は必ず先生をつけます、多分)の銅像のある森の中です。
一見、何気なくイチョウの落ち葉が掃き集められているように見えますが、よくみると、木々の周辺に正確なサークルに掃き集まられているのです。
それだけじゃなく、木々の間の地面にも♂の形や△に形に掃き集められているところがあり、全体として一つの調和が取れていて足を止めて全体を見ると、それらが木々や地面や空間と調和して一つの「作品」になっているように少なくても私には思われるのです。
誰がいったい何の目的でこのように掃き集めたかわかりません。
もちろん、葉っぱを掃き集めてあるだけですので、風がふけばバラバラになってしまうはずです、でも風が吹いた日の翌朝そこを通って見ても、叉、美しく掃き集められています。
どうせ吹き飛ばされるのがわかっているのに、毎日、毎日、イチョウの葉っぱを「掃き集めている誰か」の事をいろいろと想像すると「泡沫(うたかた)」と言う言葉が浮かんできました。可能性としてはあの辺にお住いの(?)ホー〇・レ〇の方だとおもうのですが、いったい何を思いその方はあのように毎日、掃き集めているか考えとっても興味深いです。
このように暇道(ひまどう)も修行を積むと、一見なんてことない掃き集まられたイチョウの落ち葉にも「人生の深淵」を見出すことができるようになるのです。(ナンチャッテェ!←死語でしょうね)