子供の頃、もう50年近く前でしょうか。

上野駅に「遊び」にいくと、(上野の子供たちにとって上野駅は重要な遊び場でもあったのです)。

真冬でも、上半身裸で半ズボンで手には「皆さん笑いましょう!」ってノボリもって、「ワハハ、ワハハ」って笑いながら駅の中を歩いているオジサンがいました。

私達は「裸おやじ」と言っていました。

ヒマなときは「裸おやじ」の後をゾロゾロついて行きました。

あるとき、私は「坊主、お前も裸になれ!」とつかまり、あやうく裸にされそうになったときがあります。なんとか難を逃れましたが。

それ以来、人生で「楽しそうだけどチョッと変わっている人や物」とは一定の距離を持つことを学びました。

今から考えると、そのおじさんは、自然治癒力を高める方法の一つとしての空気浴と、以前ご紹介した笑いによる自然治癒力の向上を、50年近く前のあの時代に、あのような形で「啓蒙」していたのではないでしょうか。チャン・チャン

(オマケ)

そういえば、昔の元気な年寄りって冬でもよくパンツ一丁で自己流の体操をしていました。

上野の大旦那衆(70歳以上)も朝早く割と薄着で上野公園でラジオ体操をしているかた多いです。

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ちなみに、「裸おやじ」に脱がされそうになった私ですが、今は毎朝、とてもココでは言えないようなカッコウでベランダで自己流のストレッチをしています。

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