今日は10/8~12/12まで東京国立博物館で開催される東大寺大仏 天平の至宝展の内覧会へ行ってきました。
みなさんが知っている東大寺の大仏の歴史は古く、約1300年前にさかのぼり、建立当時は金色に輝き堂内も色鮮やかに彩られていたそうです。その当時は政治的にも不安定になっており、さらに疫病もはやり人々の救いを求める声に国家事業として造立されました。
戦乱で2度の火災に見舞われましたが、その度に民衆の力によって復興を遂げてきた東大寺。華やかな文様が美しい天平時代の宝物、そして館内を東大寺の堂内に模した展示など見所満載です。
長い歴史に見られる東大寺の光と影、人々の祈り。バーチャルリアリティーの超高精細の映像を取り入れ大仏と人々の想いを感じてください。
奈良といえばせんとくん。せんとくんもかけつけて東大寺展を盛り上げました。
東大寺の正式名ということです。今はなくなってしまった西大門にかけられていた。
東大寺を模した展示場。国宝八角燈籠が目の前に。東大寺から離れるのはこれが初めてということで貴重です。
誕生釈迦仏立像及び灌仏盤。生まれて7歩歩き右手で天、左手で地をあらわしている。
バーチャルリアリティーで大仏の世界を表現。こころが清められる映像です。
東大寺大仏 天平の至宝展の特集はコ チラ
【会場】東京国立博物館 平成館
【会期】2010年10月8日(金)~2010年12月12日(日)
【時間】午前9時30分~午後5時00分、金曜日は午後8時(入館は閉館の30分前まで)
【観覧料】一般:1,500円、大学生:1,200円、高校生:900円
【問い合わせ】03-5777-8600
関連イベント
記念講演会開催 事前申込[各回定員380名]いずれも13時30分~15時[予定]
1.10/30[土]金子啓明[東京国立博物館特任研究員]『東大寺大仏と天平彫刻』
2.11/6[土]北河原公敬[華厳宗大本山東大寺別当]『大仏さまにこめられた思い 一枝の草一把の土』
3.11/7[日]金田明大[奈良文化財研究所埋蔵文化財センター主任研究員]『地面の下の東大寺東塔院を探る』