本日は明日から開催される特別展「孫文と梅屋庄吉 100年前の中国と日本」に行ってきました。この展覧会は中国の辛亥革命から100年の今年、革命を指導した孫文とその支援者である梅屋庄吉との交流やその時代の街や人々の様子を写真で紹介する展覧会です。

梅屋庄吉という人物は自身の遺言によって、歴史上から隠された存在になっていたそうです。今まで出ることのなかった当時の生の資料や稀少な写真、日本人支援者と孫文の姿がアルバムに収められています。

100年前激動の日本/中国各地の様子を写す資料はタイムトリップしたかのような感覚とともに大変興味深い展覧会でした。


今でも有名な紫禁城ですが、写真でみると当時は雑草は生え、あまり荘厳な雰囲気がなかったようです


梅屋庄吉のアルバムより
大正3年に東京で撮影された記念写真


大正2年浅草花やしきでの撮影
日本の鉄道視察のために来日。当時は日本と中国はパスポートがなく、中国の活動家にとって日本は避難地になっていたようです


上野公園の桜の写真。人がいません


ステレオ写真という今で言う3D写真


特別展「孫文と梅屋庄吉 100年前の中国と日本」の特集はコチラ
【会場】東京国立博物館 本館特別5室
【会期】2011年7月26日(火)~9月4日(日)
【時間】午前9時30分~午後5時00分、金曜日は午後8時(入館は閉館の30分前まで)
【観覧料】一般:800円、大学生:600円、高校生:400円
【問い合わせ】03-5777-8600

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