雨が降りしきる中、
明日3月6日から国立西洋美術館で開催される
ユベール・ロベール-時間の庭-を観に行ってきました!
1733年、スタンヴィル侯爵の侍従ニコラ・ロベールを父として、
ユベール・ロベールはパリに生まれました。
フランスの風景画家「廃墟のロベール」として名声を築き、
後に、「国王の庭園デザイナー」の称号を得て、
数々の名高い風景式庭園のデザインも手がけます。
予告の段階から、構図の素晴らしさに心打たれていたのですが、
想像を遥かに越える素晴らしさでした!!!
大胆な風景の中に、小さく描かれている人々、
今何をしていて、これから何をしようとしているのか。
人々が絵の中で生活をしている、そんな印象的な絵です。
いつにも増して、じーーーーーーーーっと観てくださいね。
前半は、サンギーヌ(赤チョーク)で描かれた素描が、たくさん並んでいます。
ちょっと茶色っぽい素描は、なんともいえないぬくもり感がありました。
素描なのに、なぜこんなに奥行きを表現できるのだろうと。
スゴーーーーイ!!!っと大声で叫びたかったです。
「チェルヴァラの洞窟」にみる奥行き感の素晴らしさに感嘆!(ほぅ・・)
迫力の大作もありますよ~~。
レンブラントが光の魔術師なら、
ロベールは構図の魔術師だと思いました。
自分もコビトになって、この絵の中に飛び込んで行きたいな~っと
楽しくわくわくしながら鑑賞できる作品の空間でした。
最後のとっておきの一枚は、
「ヴェルサイユのアポロンの水浴の木立」
大理石の彫刻群の部分は、絶対に見逃さないでくださいね。
初期から晩年までのロベールの芸術が、日本で初めてまとめられた展覧会です。
心が穏やかになる、癒される展覧会です。
おすすめでっす!
展覧会の詳細は、こちらの特集ページをご覧ください。
招待券のプレゼントもしています。3月12日までご応募受付中!
★
台東区のお店情報や、イベント情報などのご質問は
お気軽にお電話してくださいね。
03-6825-4292
お待ちしてまーす。
★
★