9月に入り、夏休みも終わり人の数も少なくなった気がします。
各美術館・博物館で開催している企画展が9月の中旬あたりで終了になりますので、気になっている展覧会がある方はお早めにお出かけください。
本日ピックアップする展覧会は東京国立博物館で8/30より始まった『博物館でアジアの旅』を紹介します。
中国をテーマに上海博物館(シャンポー)の名品とトーハクの名品が夢の競演。期間中はアジアの伝統音楽・伝統芸術を肌で感じるイベントも開催されます。
10月23日(日) までの開催ですので、興味がある方はぜひどうぞ。
それでは、本日の美術館・博物館情報等をレポートします。
博物館でアジアの旅
今年の「博物館でアジアの旅」のテーマは中国。「博物館でアジアの旅」期間中 (2016年8月30日(火) ~ 10月23日(日))は、上海博物館の名品とトーハクの名品とが夢の競演!期間中はイベントも多数開催。
会期 | 2016年8月30日(火)~2016年10月23日(日) |
時間 | 9:30 ~ 17:00(8月31日(水)および会期中の金曜日・土曜日は20:00まで ただし、10月8日(土)は17:00まで、10月14日(金)、15日(金)は22:00まで、9月の日曜、祝日は18:00まで、入館は閉館の30分前まで) |
会場 | 東洋館 |
特別展「古代ギリシャ―時空を超えた旅―」
ギリシャの彫刻、フレスコ画、金製品などを展示。
会期 | 2016年6月21日(火)~2016年9月19日(月) |
会場 | 東京国立博物館 平成館 特別展示室 |
時間 | 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで) (ただし、会期中の土・日・祝休日は18:00まで、金曜日および7・8月の水曜日は20:00まで開館) |
観覧料 | 一般1600円(1400円/1300円)、大学生1200円(1000円/900円)、高校生900円(700円/600円) 中学生以下無料 |
2mを超える薬師如来坐像など、重要文化財の平安彫刻20体が一堂に
会期 | 2016年9月13日(火)~ 2016年12月11日(日) |
会場 | 東京国立博物館 本館特別5室 |
時間 |
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで) (ただし、会期中の金曜日および、10月22日(土)、11月3日(木・祝)、11月5日(土)は20:00まで、9月の土・日・祝日は18:00まで、10月14日(金)、10月15日(土)は22:00まで開館) |
観覧料 | 一般1000円(900円)、大学生700円(600円)、高校生400円(300円) 中学生以下無料 |
(C)2004-2015 Tokyo National Museum.
第23回 泰書展
漢字 書作品135点展示
柳田泰山百寺納経六曲一双、四曲半双、小画箋全紙額装など
会期 | 2016年 9月1日 (木)~月6日 (火) |
開館時間 | 午前10時~午後5時 |
観覧料 | 無料 |
第29回日本の自然を描く展
公募絵画
会期 | 2016年 9月8日 (木)~ 9月27日 (火) |
開館時間 | 午前10時~午後5時 |
観覧料 | 入場料:一般500円、 大高生300円、中学生以下無料 |
(C)The Ueno Royal Museum.
上野の山文化ゾーンフェスティバル2016秋 連携イベント
毎年、台東区と上野の山のミュージアムなどが連携してさまざまな催しを開催する「上野の山文化ゾーンフェスティバル」。
東京藝術大学の学生による作品を展示する企画展「ビバ!芸大生がやってきた!」を開催するほか、本フェスティバル恒例の講演会シリーズにて、園長が「日本における動物園の歴史」をテーマに講演を行います。
アートと歴史でおおくりする、子どもから大人まで楽しめる企画です。ぜひお立ち寄りください。
企画展「ビバ!芸大生がやってきた!」 東京藝術大学の芸大生がやってきて、動物作品展を行います。 動物の新たな魅力を伝える作品たちが、西園 両生爬虫類館(ビバリウム)エントランスホールにて皆様のお越しを「ビバ!(万歳!)」と歓迎します! |
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開催 | Part1「ビバ!日本画」(日本画研究室の学生の作品を展示) 平成28年10月18日(火)から10月30日(日)まで ※期間中に作品の入替えを行います。 Part2「ビバ!鋳金」(鋳金研究室の学生の作品を展示) |
会場 | 西園 両生爬虫類館(ビバリウム)エントランスホール |
講演会 「日本における動物園の歴史」参加者募集 上野動物園は明治15(1882)年に開園した、日本で最初の動物園です。上野動物園の開園に続き、数多くの動物園が日本において誕生しました。 本講演会では、さまざまな背景を持って成立した年代の異なる日本の動物園について、その歴史や今日の特徴などをお話しするとともに、将来の動物園の方向性についても考察します。 |
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日時 | 平成28年11月13日(日) 14時~15時30分 |
場所 | 東京都美術館 講堂 ※上野動物園ではありませんので、ご注意ください。 |
定員 | 230名 |
演題 | 日本における動物園の歴史 |
講師 | 恩賜上野動物園長 土居利光 |
応募 | 1.台東区ホームページ内の上野の山文化ゾーンフェスティバル[講演会シリーズ]のページにアクセス(http://www.city.taito.lg.jp/index/bunka_kanko/torikumi/uenonoyama/koenkai.htmlを参照)
2.講演会シリーズ一覧の16.「日本における動物園の歴史」をクリックすると、電子申請のページ(外部サイト)に移動します。専用の申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申し込みください。 |
申込締切日 | 平成28年10月26日(水) |
両生爬虫類館特設展示
「ホネトハ展 両生類・爬虫類の見る骨知る骨」
両生類・爬虫類の多様な暮らしを体の中から支えている骨について、骨格標本や映像、生きている動物を通して分かりやすく解説します。知られざる両生類・爬虫類の骨の秘密を探ってみてください! | |
期間 | 2016年3月23日(水)~9月30日(金) |
場所 |
西園 両生爬虫類館 エントラスホール内 特設展示コーナー |
内容 |
カエルなどの両生類やカメ・ヘビなどの爬虫類がもつ色々な形の骨について、骨格標本などの資料により説明します。 骨には、その持ち主がどのような種でどのように暮らしているのか、生まれてから何年たったのかなど多くの情報が隠されています。生きている動物では見ることができないからだの中に隠された骨の視点から、両生類・爬虫類の多様性や彼らと私たち人との意外な共通点を見つめなおします。 |
(公財)東京動物園協会提供
サメやマグロ、シャチ、海鳥など、海の大型捕食者たちの多様な姿や生態を知ることができる展覧会です。「捕食」に焦点を当て、約160点の貴重な標本や、 捕食シーンを捉えた迫力ある映像で生物の命をつなぐ営みに迫ります。
会期 | 2016年7月8日(金)~10月2日(日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(金曜日は午後8時まで)
夏休み特別開館延長:8月11日(木)~ 17日(水)は午後6時まで(8月12日(金)は午後8時まで) |
観覧料 | 一般・大学生 1,600円(1,400円) 小・中・高校生 600円(500円) ※( )内は前売および各20名様以上の団体料金 |
2016年はシーボルトの没後150年に当たります。この記念すべき年に改めて、シーボルト及びその関係者が実際に収集した自然史の標本、シーボルト標本によって学名が与えられた生物等を展示することで、日本の自然を世界に紹介したシーボルトの貢献について紹介します。
会期 | 2016年9月13日(火)~12月4日(日) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(金・土曜日は午後8時まで) |
観覧料 | 一般・大学生:620円 (団体310円) 高校生以下および65歳以上無料 |
★イベント情報★
[NEWS] 展示]西之島2014年噴火のマグマ成因を初めて解明
6月28日(火)~9月4日(日)
ミニ企画展『田中芳男~日本の博物館を築いた男~』
8月30日(火)~9月25日(日)
国際シンポジウム『ともに成長する博物館』
9月9日(金)~9月10日(土)
9/3(土) |
2016 研究者によるディスカバリートーク ・つくばで見つかった地衣類アミモジゴケは温暖化の指標になるか? ・隕石と太陽系 |
9/4(日) |
2016 研究者によるディスカバリートーク |
(C)2008 National Museum of Nature and Science.
版画、絵画、工芸品など100点あまりで構成され、聖俗がまじりあう中世からルネサンスへの移行期にドイツで活動したメッケネムの版画制作をたどります。
会期 | 2016年7月9日(土)~2016年9月19日(月・祝) |
休館日 | 月曜日(ただし、7月18日、8月15日、9月19日は開館)、7月19日(火) |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時30分 毎週金曜日:午前9時30分~午後8時 ※入館は閉館の30分前まで |
観覧料 | 当日:一般1,000円、大学生750円、高校生500円 |
会期 | 2016年7月9日(土)~2016年9月19日(月・祝) |
休館日 | 月曜日(ただし、7月18日、8月15日、9月19日は開館)、7月19日(火) |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時30分 毎週金曜日:午前9時30分~午後8時 ※入館は閉館の30分前まで |
観覧料 | 当日:一般430円(220円)、大学生130円(70円) |
スライドトーク
聖なるもの、俗なるもの メッケネムとドイツ初期銅版画のみどころや主な作品について、スライドを使って説明します。
会期 | 2016年9月9日(金) |
時間 | 各回18:00 ~(約30 分) |
解説者 | 中田 明日佳(国立西洋美術館研究員) |
定員 | 各回先着140名(聴講無料。ただし、本展の観覧券が必要です。) |
(C)2014 独立行政法人国立美術館国立西洋美術館.
ポンピドゥー・センター傑作展
ピカソやマティス、デュシャン、クリストなど誰もが知る巨匠の傑作から、日本ではあまり知られていない画家の隠れた名品まで、選りすぐりの作品の数々を「1年1作家1作品」によってたどります。
会期 | 2016年6月11日(土)~9月22日(木・祝) |
休室日 |
月曜日、7月19日(火) ※ただし、7月18日(月・祝)、9月19日(月・祝)は開室 |
開室時間 | 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで) |
観覧料 | 当日券 | 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円 |
木々との対話──再生をめぐる5つの風景
木の素材を活かした大規模なインスタレーションや彫刻により、現代日本を代表する作家たちの世界を体感していただくものです。
会期 | 2016年7月26日(火)~10月2日(日) |
休室日 | 月曜日 ※ただし、9月19日(月・祝)は開室 |
開室時間 | 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで) |
観覧料 | 当日券 | 一般 800円 / 大学生・専門学校生 400円 / 65歳以上 500円 |
再興第101回 院展
会期 | 平成28年9月1日(木)~9月16日(金) |
展示室 |
ロビー階 第1展示室 ロビー階 第2展示室 ロビー階 第3展示室 ロビー階 第4展示室 |
開室時間 | 9:30~17:30(入場は17:00まで) |
観覧料 |
一般900円(700円) ※( )内は団体料金(10名以上) 70歳以上700円 学生以下・障害者手帳をお持ちの方と付添(1名) 無料 ※「ポンピドゥー・センター傑作展」チケット持参の方は無料 |
第52回 主体展
会期 | 平成28年9月1日(木)~9月16日(金) |
展示室 |
1階 第1展示室 1階 第2展示室 1階 第3展示室 |
開室時間 | 9:30~17:30(入場は17:00まで) |
観覧料 |
一般800円(500円)、大学生500円(200円) ※( )内は団体料金(20名以上) 65歳以上500円 高校生以下・障害者手帳をお持ちの方と付添(1名) 無料 ※「ポンピドゥー・センター傑作展」、「開館90周年記念展」チケット持参の方は300円引き |
第23回 新作家展
会期 | 平成28年9月1日(木)~9月7日(水) |
展示室 | 1階 第4展示室 |
開室時間 | 9:30~17:30(入場は17:00まで) |
観覧料 |
一般500円、大学生・高校生300円 中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付添(1名) 無料 |
2016 日本山岳写真協会展
会期 | 平成28年8月31日(水)~9月7日(水) |
展示室 | 2階 第4展示室 |
開室時間 | 9:30~17:30(入場は17:00まで) |
観覧料 | 無料 |
★イベント情報★
開館90周年記念展「木々との対話」
いとうせいこう×須田悦弘 トークショー
ゲストのいとうせいこう氏と本展出品作家によるトークショーです。
【日時】2016年9月2日(金) 18:30~19:30
【会場】東京都美術館 講堂(交流棟 ロビー階/定員225名)
開館90周年記念展「木々との対話」
学芸員によるギャラリートーク+《感覚細胞-2016・イチョウ》特別公開
本展担当の学芸員による展覧会の見どころや、限定公開作品を解説します。
【日時】2016年9月4日(日) 14:00~15:00
【会場】東京都美術館 ギャラリー(本展会場内)ほか
(C)2010-2015 TOKYO METROPOLITAN ART MUSEUM.
会期 | 2016年8月29日(月) – 9月11日(日) |
会場 | 東京藝術大学大学美術館 陳列館1階、2階、正木記念館2階 |
観覧料 | 無料 |
お問い合わせ | ハローダイヤル 03-5777-8600 |
会期 | 2016年9月7日(水)- 10月30日(日) |
会場 | 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2 |
観覧料 | 一般1300円(1100円)、大学・高校生800円(600円) 中学生以下は無料 * ( )は20名以上の団体料金 |
お問い合わせ | ハローダイヤル 03-5777-8600 |
(C)東京藝術大学大学美術館 The University Art Museum – Tokyo University of the Arts.