新年を迎えて美術館・博物館も新しい企画展が始まります。
本日は東京国立博物館にて1/16(火)より『仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―』展が始まります。
仁和寺は歴代天皇の厚い帰依を受けたことから、すぐれた絵画、書跡、彫刻、工芸品が伝わり、仁和寺創建当時の本尊・国宝「阿弥陀如来坐像および両脇侍立像」、秘仏・国宝「薬師如来坐像」など仁和寺が誇る仏像に加え、神呪寺の重要文化財「如意輪観音坐像」、雲辺寺の重要文化財「千手観音菩薩坐像」などの普段は公開されていない秘仏や本尊を含む仏像など66体を一堂に公開。

 

 

それでは、本日の美術館・博物館情報等をレポートします。


▲本日の各施設のイベント情報


東京国立博物館

 

博物館に初もうで
毎年恒例の「博物館に初もうで」。干支の戌にちなんだ特集や国宝・重要文化財の作品などお正月らしい作品を展示。

会期 2018年1月2日(火)~2018年1月28日(日)
会場 東京国立博物館 本館-特別1室・特別2室


特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」
仁和寺の寺宝のほか、仁和寺を総本山とする御室派寺院が所蔵する名宝の数々を一堂に紹介。

会期 2018年1月16日(火) ~3月11日(日)
会場 東京国立博物館 平成館
時間 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
(ただし、金曜・土曜は21:00まで開館)
観覧料 一般1600円(1400円/1300円)、大学生1200円(1000円/900円)、高校生900円(700円/600円)
中学生以下無料
* ( )内は前売り/20名以上の団体料金


アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝
サウジアラビア王国の至宝を日本で初めて公開。100万年以上前にさかのぼるアジア最初の石器、5000年前に砂漠に立てられた人形石柱など約400点の貴重な文化財をとおして、アラビア半島の知られざる歴史を紹介。

会期 2018年1月23日(火) ~3月18日(日)
会場 東京国立博物館 表慶館
時間 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
※ただし、金曜・土曜は21:00まで開館
観覧料 一般620円(520円)、大学生410円(310円)
※( )内は20名以上の団体料金


呉昌碩とその時代―苦鉄没後90年―
呉昌碩の没後90年にあたる今年度、台東区立書道博物館との連携企画第15弾として、さらには朝倉彫塑館を加えた3館のスペシャル企画として、呉昌碩の作品を概観し、その業績を顕彰します。

会期 2018年1月2日(火)~2018年3月4日(日)
会場 東京国立博物館 東洋館 第8室


刀剣鑑賞の歴史
日本刀には、作風の整理が高度に進められてきた歴史がある一方で、鑑賞の様相があり、刀剣に関する知識や理屈を超越した美しさを鑑賞ください。

会期 2017年12月5日(火)~2018年2月25日(日)
会場 東京国立博物館 本館 14室


(C)2004-2015 Tokyo National Museum.


上野の森美術館

生賴範義展
スター・ウォーズやゴジラのポスターで知られる、世界的イラストレータ-生賴範義(おおらいのりよし)(1935−2015)の全貌を多数のイラスト作品や油彩画により紹介します。

会期 1月6日 (土) ~ 2月4日 (日)
開館時間 午前10時~午後5時
観覧料 一般・大学生 1,600(1,400)円
高校生・中学生 1,000(800)円
※( )内は前売券及び10名以上の団体料金


(C)The Ueno Royal Museum.


上野動物園

干支の講演会2018
「オカミから生まれた『人類最良の友』」

平成30年の干支の動物であるイヌに焦点を当て、動物行動学の視点から紹介する講演会を開催します。
イヌは「人類の最良の友」と呼ばれます。しかし、イヌに最も近い野生種のオオカミは「恐ろしい」動物です。そんな動物からどうやって「最良の友」が生まれたのでしょう。考えてみれば不思議な話です。この謎に挑むため、今回は「吠え」と「遊び」に注目します。
「吠」という漢字は「犬」に「口」と書きます。そのとおりイヌはよく吠える動物ですが、オオカミはあまり吠えません。また、イヌはオトナになってからも人という別種の動物と仲良く夢中で遊ぶことができます。この「吠え」と「遊び」の中に、イヌが「人類の最良の友」になってきた秘密を解くカギがあるのではないでしょうか。

日時 平成30年1月21日(日) 13時~16時
場所 東京都美術館 講堂
対象 小学5年生以上(中学生以下は保護者同伴)
定員 200名
応募方法 etoinu2018@tokyo-zoo.net宛に、件名を「干支の講演会」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名(ふりがな)・電話番号、「質問1:この講演会を何で知りましたか?」及び「質問2:この講演会に関し、興味があること、または質問したいこと」への回答を明記のうえ、お申し込みください。
締切 平成30年1月9日(火)


(公財)東京動物園協会提供


東京都美術館


ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜
貴重なプライベート・コレクションの作品を中心とした約100点の作品により、ブリューゲル一族と、彼らと関わりのある16、17世紀フランドル絵画の全体像に迫る。

会期 2018年1月23日(火)~4月1日(日)
休室日 月曜日、2月13日(火)
※ただし、2月12日(月)は開室
開室時間 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
観覧料 当日券 | 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円


第31回 日本写真家連盟展「四季の彩り」
第7回 公募作品展

会期 平成30年1月19日(金)~1月26日(金)
展示室 1階 第3展示室
展示内容 写真
観覧料 無料


第45回 書聖展

会期 平成30年1月20日(土)~1月25日(木)
展示室 1階 第4展示室
展示内容
観覧料 無料


★イベント情報★

建築ツアー
東京都美術館の建物そのものを楽しんでいただくツアーです。アート・コミュニケータ(とびラー)がガイドを務め、ガイド独自のツアーにご案内します。
【日時】2018年1月20日(土) 14:00~14:45頃
【集合場所】東京都美術館 ミュージアムショップ前

(C)2010-2015 TOKYO METROPOLITAN ART MUSEUM.


国立西洋美術館

北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃

国内外の美術館や個人コレクターが所蔵するモネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンをふくめた西洋の名作約200点と、北斎の錦絵約30点、版本約60点の計約90点(出品点数は予定、会期中展示替えあり)を比較しながら展示。

会期 2017年10月21日(土)~2018年1月28日(日)
休館日 月曜日(ただし、1月8日(月)は開館)、2017年12月28日(木)~2018年1月1日(月)、1月9日(火)
開館時間 午前9時30分~午後5時30分
毎週金・土曜日:午前9時30分~午後8時
ただし11月18日は午後5時30分まで
観覧料 当日:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
前売/団体:一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円


《地獄の門》への道―ロダン素描集『アルバム・フナイユ』

会期 2017年10月21日(土)~2018年1月28日(日)
休館日 月曜日(ただし、2018年1月8日(月)は開館)、2017年12月28日(木)~2018年1月1日(日)、1月9日(火)
開館時間 午前9時30分~午後5時30分
毎週金・土曜日:午前9時30分~午後8時
ただし11月18日は午後5時30分まで
観覧料 当日:一般500円(400円)、大学生250円(200円)
※本展は常設展の観覧券、または「北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」の観覧券でご覧いただけます。
※( )内は20名以上の団体料金


美術トーク

ボランティアスタッフによるギャラリートークです。常設展示室の作品5~7点を、初めて来館する方も気軽に楽しめるよう一緒に鑑賞していきます。

日時 第1・第3・第5土曜日
および毎週日曜日(開館時)
午前 11:00~/午後 13:00~(約50分)
料金 無料。常設観覧券が必要です。
参加方法 当日、直接集合場所にお集まりください。
(本館常設展示室19世紀ホール内)


建築ツアー

フランスの建築家、ル・コルビュジエによって設計された本館や前庭を、建築に詳しくない方も楽しめるよう、スタッフが一緒に歩きながら案内します。

日時 第2・第4水曜・日曜日(開館時)
15:00~(約50分)
定員 各回20名(先着順)
料金 無料。常設観覧券が必要です。
参加方法 事前の申し込みが必要です。
事前申込フォーム


(C)2014 独立行政法人国立美術館国立西洋美術館.


国立科学博物館

古代アンデス文明展

アンデス文明を代表する9つの文化の特徴とともに、いまだ残る数々の「謎」や身体加工の風習などの最新の知見を、優れた意匠の土器・織物、黄金の仮面やミイラなど約200点の貴重な資料で紹介。

会期 2017年10月21日(土)~2018年2月18日(日)
開館時間 午前9時~午後5時(金曜日・土曜日は午後8時まで)
観覧料 一般・大学生 1,600
小・中・高校生 600円
金曜日限定ペア得ナイト券 2,000円


★その他の展示★

地衣類-藻類と共生した菌類たち-
【期間】12月19日(火)~2018年3月4日(日)


南方熊楠-100年早かった智の人-
【期間】2017年12月19日(火)~2018年3月4日(日)


年末・年始はのんびりじっくりかはくを満喫!「かはくの冬まつり2017-2018」
【期間】2017年11月28日(火)~2018年1月14日(日)の期間中、様々なイベントを開催します。


kahaku event 情報


1/13(土)

2018 研究者によるディスカバリートーク
・江戸時代の技術
・開拓者は臆病者?~島のモズの個性を探る

1/14(日)

2018 研究者によるディスカバリートーク
・かつての日本近海には海棲哺乳類がたくさんいた!
・真冬に活動するハチ

(C)2008 National Museum of Nature and Science.


東京藝術大学大学美術館

梅原幸雄 退任展

会期 2018年1月6日(土)-1月18日(木)
午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
※1月11日(木)は午後7時30分まで開館(入館は午後7時まで)
会場 東京藝術大学大学美術館 陳列館1、2階
観覧料 無料


第66回 東京藝術大学卒業・修了作品展

会期 2018年1月28日(日) - 2月3日(土)
会期中無休
会場 学部―東京都美術館・大学構内
大学院―大学美術館・大学構内・東京都美術館
観覧料 無料


宮廻正明展 行間のよみ

会期 2018年1月4日(木)-1月17日(水)
午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室3、4
観覧料 無料


(C)東京藝術大学大学美術館 The University Art Museum – Tokyo University of the Arts.


東京文化会館

公演情報の詳細はコチラ♪


上野東照宮

冬ぼたん

開苑期間 2018年1月1日(月)~2月25日(日)
(気象条件により変動することがあります)
開苑時間 午前9時30分~午後4時30分
入苑料 大人(中学生以上)700円 団体600円(20名以上) 小学生以下無料


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