コビトカバの赤ちゃんとカリフォルニアアシカの赤ちゃんが誕生しました
2年ぶりにコビトカバの赤ちゃんが生まれました。出産後の授乳も順調におこなわれ、母子ともに元気に過ごしています。コビトカバの出産は、平成21年6月以来のこととなります。また、カリフォルニアアシカの赤ちゃんが今年も生まれました。
コビトカバとアシカは隣の動物舎で飼育しています。ほほえましい親子の様子をあわせてご覧いただけます。
誕生日 | 平成23年6月22日(水) |
頭数・性別 | 1頭・メス |
名前 | ナツメ 体重:約5.8kg(平成23年6月25日現在) |
両親 | 父親:昭平(ショウヘイ)(20歳) 平成3年12月2日 東山動物園(愛知県名古屋市)より来園 母親:エボニー(21歳) 平成5年3月8日 セントルイス動物園(アメリカ)より来園 |
公開場所 | 西園コビトカバ舎 |
公開日時 | 平成23年7月7日(木)より 9時30分~15時 ※当面の間は屋外の運動場のみで公開し、様子を見て15時以降の室内展示も行います。 ※動物の体調によってはご覧いただけない場合があります。 |
上野動物園での飼育状況 | 5頭(オス1頭、メス4頭、今回誕生した赤ちゃんを含みます) |
参考 | ●コビトカバ(偶蹄目 カバ科) ワシントン条約付属書第Ⅱ表、IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧種) 【体長】170~180cm 【肩高】70~80cm 【体重】160~275kg 【分布】アフリカのリベリア、シェラレオーネ、ギニア、ナイジェリア 【生態】体毛はほとんどなく、体色は黒褐色で緑がかった光沢があり、腹部は濃い肌色をしています。カバと異なり、目が上方へ突き出ていないので、額まで水上に出ないと周囲を見回すことが出来ません。夜中に陸に上がって、木の芽や葉、果実を採食します。群はつくらず、単独あるいはペアで生活しますが、詳しい生態は不明です。ジャイアントパンダ、オカピと並んで三大珍獣の一つに挙げられています。 |
誕生日 | 平成23年6月21日(火) |
頭数・性別 | 1頭・オス |
名前 | チャロ |
両親 | 父親:ジョン(16歳) 平成13年7月14日来園 母親:チャッピー(15歳) 平成12年3月31日来園 |
公開場所 | 西園カバ舎 ※カリフォルニアアシカは東園で展示していましたが、現在は新施設工事中のため西園カバ舎にて飼育展示しています。 ※動物の体調によってはご覧いただけない場合があります。 |
上野動物園での飼育状況 | 6頭(オス3頭、メス3頭、今回誕生した赤ちゃんを含みます) |
参考 | ●カリフォルニアアシカ(食肉目 アシカ科) IUCNレッドリスト:LC(軽度懸念) 【体長】オス2~2.5m、メス1.8~2m 【体重】オス200~280kg、メス70~100kg 【分布】北アメリカのシアトル近海からメキシコにいたる海岸に沿って広く分布 【生態】繁殖期には1頭のオスが多数のメスを従え、ハレムを作って暮らします。流線型のスリムな体つきや、閉じることのできる鼻などは、水の中で暮らすのに適応しています。泳ぎも潜水も上手で、海中を時速25~30kmのスピードで泳ぐといわれています。エサは主にイワシ、タコ、イカなどを食べます。動物園では、魚(主にアジ)を与えています。 |