ホッキョクグマを公開します。
~はじめまして、デアです~

3月16日にイタリアのファザーノ・サファリから来園したメスのホッキョクグマ「デア」の一般公開の日時が決まりました。あわせて、お披露目会を行います。


ホッキョクグマ「デア」お披露目会
日時 3月31日(土)
10時~10時30分 雨天決行
場所 東園 「ホッキョクグマとアザラシの海」前
内 容 ・園長挨拶
・ホッキョクグマと「デア」について 飼育担当者より説明
・土の運動場にて「デア」を公開
・ホッキョクグマの着ぐるみと記念撮影タイム(雨天中止)
公開するホッキョクグマ 【名前】デア(Dea)イタリア語で「女神」
【性別】メス
【年齢】3歳3ヶ月
(2008年12月2日ファザーノ・サファリ生まれ)
マレーグマの赤ちゃんを公開します。

平成23年11月8日にマレーグマの赤ちゃんが生まれました。順調に成育し、寝室から出てくるようになったため、このたび公開することになりました。上野動物園でのマレーグマの出産は、平成21年10月以来のこととなります。


誕 生 日 平成23年11月8日(火)
頭数・性別 1頭・オス
名 前 フジ
体重:約11kg(平成24年3月14日現在)
公開場所 東園クマたちの丘 マレーグマ舎
公開日時 4月7日(土)より
13時30分~15時


※展示場と非公開の寝室が出入り自由になっている時は、展示場に出ていないことがあります。
※動物の体調によってはご覧いただけない場合があります。
※なお、環境に慣らすため、公開前に一時的に展示場所に出す場合があります。

誕生までの経緯と赤ちゃんの様子 「アズマ」と「モモコ」の間で成育した2番目の子どもです。2頭を平成23年8月2日から22日に同居させたところ5日、7日に交尾を確認しました。平成23年11月8日赤ちゃんの鳴き声を飼育担当者が確認しました。モモコは寝室内に用意した巣箱の中で出産したため、そのまま見守っていました。平成24年2月4日より寝室から赤ちゃんが出てくるようになりましたので、屋外展示場にて親子で公開することとしました。
赤ちゃんはすでに1人で歩くことができ、母親モモコの後をついて歩く様子をご覧いただけます。
モモコの子どもはこれまで木の花にちなんでつけており、今回飼育担当者が藤の花から「フジ」と命名しました。
参 考 マレーグマ(食肉目 クマ科)
ワシントン条約附属書Ⅰ表、IUCNレッドリスト:VU(危急種)


【学名】Helarctos malayanus
【英名】Sun Bear
【分布】雲南省南部を北限とした東南アジア(ミャンマー北部、アッサム、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ)
【生息環境】森林地帯
【生態等】クマ科の中で最小(頭胴長1.1~1.4m、体高70㎝、体重50~65㎏)で、毛も一番短い。長く曲がった爪を持ち、足裏には毛が生えていないため、木登りが上手である。体毛は濃い褐色~黒で、多くは白あるいはオレンジがかった胸のマークを持つ。夜行性、雑食性で、果実・シロアリ・小型哺乳類などを食べる。冬眠はしない。

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